川越のイベント

川越では、年間を通じてたくさんのイベントが行われています。春には市内各所で桜まつりが開かれ、多くの人でにぎわいます。中でも新河岸川の河川敷で開催される桜まつりは市内でも有名で、花見のための川舟も運航され、情緒あるお花見を楽しむことができます。また春ならではのまつり、れんげまつりも開催されます。このまつりではれんげを鑑賞できる他に、フリーマーケットも行われ、多くの人が農業ふれあいセンターに集います。そしてまつりの最盛期、夏にはたくさんの夏まつりが行われます。7月中旬には小江戸川越花火大会、下旬には川越百万灯夏まつりもあります。このまつりでは、パレードや手作りのお神輿などが一番街を練り歩き、市民まつりとして多くの川越市民に親しまれています。

また秋には、川越最大級のまつりである「川越まつり」が開催されます。豪華な山車が何台も担ぎ出され、すれ違う様に見る人は視線を奪われます。このまつりは、日本国内でも有名なまつりのひとつです。冬になると催し物の数は減りますが、それでも酉の市や節分など、その季節にちなんだイベントが、伝統ある神社やお寺などで開催されています。

四季折々、その季節を見つめるまつりが川越にはたくさんあります。またその多くが無形文化財などに指定され、伝統が守られています。市民が愛し守ってきたこれらのまつりはこれからも後世に受け継がれていくでしょう。このように川越は、「いつ行っても楽しい」、そんな街といえるのではないでしょうか。

川越名物と言えばサツマイモ

川越の名産品のひとつがサツマイモです。かつてサツマイモは、飢饉の時に命をつなぐための非常食でした。関東地方には、享保16年(1732年)の飢饉の際に伝えられたと言われています。川越の農家が、これを美味な農産物に改良したとされており、10代将軍・徳川家治に献上し、大いにお褒めにあずかったことから、「川越いも」として一気に名前が高まることになります。

以来、ここの名物といえばサツマイモと言われるくらいに高名な特産物となります。今も街にはサツマイモを使ったスイーツを扱うショップが多数あり、地元の住民に愛されています。市立美術館の隣にある菓舗・道灌は有名店のひとつで、大正10年創業の老舗です。名物の芋クリームどら焼きは、小豆あんの代わりにサツマイモのクリームをはさんだどら焼きで、地元では有名なスイーツです。緑茶だけでなくコーヒーにも合うスイーツとして知られています。

一番街にある菓匠・右門は、観光客にも地元住民にも人気のある店で、「いも恋」が看板商品です。薄皮で粒あんとサツマイモの輪切りを包んだ饅頭で、控えめな甘さと手作り感満載の可愛い見た目が人気です。蒸したてを販売しており、食べ歩きしながら蔵の街並みを見物するのが観光客の定番となっています。小江戸蔵里おみやげ処にあるスギヤマの「川越蔵プリンさつまいも」も人気です。サツマイモの素材の味を活かしたプリンは絶妙で、濃厚な風味を楽しむことができます。原材料は徹底的に川越地元産のサツマイモにこだわっています。